病気になって分かること
世の中、健康であることが前提のコンテンツが多過ぎて、刺激的でしかない。
家族や知り合いが、良かれと思ってしてくれることも負担になってしまう。
差し入れてくれたマンガやゲーム機も、アロマの消毒剤も、頭痛と吐き気を促してショック。
病院のスタッフの人でも香水の匂いがキツくて、近づかないで欲しい人ほど話しかけてくる。自意識が強いのかも。
本当に病気になった人にしか、その立場は分からないのだと改めて感じた。
突然の入院
R4/9/11に大学病院へ緊急となった。
T型急性リンパ性白血球と診断された。
ほんとに?という気持ちで、訳が分からないまま、入院がすすんだ。
県外で仕事をしており、
こちらに家族や大切な人はおらず、1人暮らしだったので、
実家の母や兄妹が来ると言っていたが、今までも色々と1人でやってきたし、来た所で何をしてもらっていいか分からないため断った。
ただお医者さんが、家族での話し合いは大事なことと、IC(インフォームドコンセント)で、身近な家族への説明によって、患者さんだけでなく、支える人の気持ちの整理にもなる、ということでだったので、やはり来てもらうことにした。
病気は自分のことだけど、自分だけではどうしようもなくて、物理的にも精神的にも支えてもらわなければいけないと、その時分かった。今まで気を張って、1人で出来ることは頑張りたいと思っていたけど、自分の体は自分だけの体ではないと思った。